曇り 時々 雨

写真ブログをいろいろと拝見させていただいて過ごした今日。やっぱり良い写真撮られる人はいっぱいいるなーと楽しかったのですけど、考えさせられる部分も。哲学的になるとどうしても主観が出て来るこの世界。芸術は総じて哲学なのですから主観がなければなりたたないという所もあるのでしょうけど。良い写真って何なんでしょう。僕の中では撮った写真の中で自分が気に入った写真、飾りたくなる写真は良い写真なのですけど、客観的に考えると見る人に委ねられるわけですよね。自分はこう思っているのだけれど他の方の意見と違う…それに悩まれている人が多いように思いました。自分の想いを伝えたいっていう気持ちはどうやって表現していけば良いのか、それも写真の醍醐味、深さだとは思うのですけど。
あと枷(レギュレーション)をはめている人もなんと多いことでしょう。フィルムじゃないと、とか、レタッチはNGとか、カメラはこれでないと、とか。写真のレタッチについて話するとすっごく長くなるし異論反論も多いでしょうけど、写真家さんがフィルムをプリントする時にラボの人と打ち合わせして、補正しながらプリントを繰り返し仕上げて行くということを知らない人も多いですね。あとネガには色は無い…この部分を理解されていない人が多いので無補正だとか言うのだと思う。そもそもプリントする機械のドライバが補正した結果なのだから、それが納得いかなければ補正するのは自己表現、むしろ補正しないということは他人本意、受け身な世界の構築なってしまう。これが僕の基本的な考え方。だからレタッチは賛成派なんです。スキャニングする時点でどうせドライバが補正しているのだから。『無補正で依頼している』という人もいますが、無補正というのはプリントする機械のデフォルト設定という意味であって『無補正という補正』をしていることも付け加えて。

色々想像が膨らむ写真、美しい!と感じる写真、ストーリーを連想する写真、結果的に見て『いいなー!』って思える写真が一番だと思う訳で、そのためにはレギュレーションの美学じゃなくて技術、感性、生活、文化、芸術、色々な方面での密度を高めていくことが一番かな…なんて難しいこと書こうと思うと我ながら文才がないなと実感。

[PR]
by n9ne2 | 2009-02-16 19:43 | 日記